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シェリル・サンドバーグ『LEAN IN』出版後、世界で起きた対話

[ Movie ]2015/02/06 07:00

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FacebookのCOOである、シェリル・サンドバーグ。キャリアウーマンとしてのイメージが強いサンドバーグですが、女性の社会進出について伝説的なスピーチをTEDで行い、女性の社会進出についてまとめた本『LEAN IN』はベストセラーになりました。

しかし、「女性の社会進出はまだ達成できていない」とサンドバーグは語ります。ここでは、サンドバーグが感じた出版後の変化を語ったTEDでの対談内容から一部抜粋してご紹介します。

サンドバーグ氏は、ビジネスではそれまで一度も女性であることに触れたり、公の場で話したりしたことはありませんでした。しかし、TEDで女性のリーダーシップについてのプレゼンをした後、様々な立場の女性やビジネス界からの大きな反響を受けて『LEAN IN』を出版することに。本を通じて「女性としての意見を表明したり、実際に行動しなければ女性が抱える問題は解決できない」と唱えます。

『LEAN IN』出版後、最も大きな変化の一つは人々の対話が増えたことでした。本の出版に合わせて立ち上げた団体の「LEAN IN」は、女性や男性の小さなサークル作りを手助けし、対話を促しています。

サンドバーグが北京初の「LEAN IN」サークルを訪ねたとき、貧しい田舎出身の女性たちがサークルの集まりを通じて「自分探し」をしている姿を見て感銘を受けたといいます。それまで、彼女たちは未婚のため世間では「残り物」と言われ、結婚したくもない相手と結婚するように言われていました。しかし、今ではキャリアプランやどんなパートナーがほしいかなどの計画について話し合っています。

彼女たちは世間が押し付けるものを拒んで、自分なりの人生を探すことができています。これこそ私たちが望むべき変化です(サンドバーグ) 

他にも、本を読んだ企業の経営者が女性社員の待遇を改善したり、家庭での夫婦の家事分担が平等になるなど様々なシーンで女性に良い変化をもたらしています。

この本が大きな共感を呼んだ要因の一つは、サンドバーグ自身の経験をさらけ出しながら、多くの女性に共通する課題を描いていたことでした。例えば、ここぞという場面で自信が持てないことや、離婚したことや職場で大泣きしたことなど。

重要なことは課題に対してよりオープンであることです。自ら行動を示すことで、他の女性にもアクションを起こしてもらい、真の男女平等に向けて皆で一緒に歩んでいけるようにするのです。(サンドバーグ)

女性が抱える問題について、従来のステレオタイプ的な男性優位の価値観を覆し、真の男女平等に導いてくれる『LEAN IN』。大きな変化を世界各地で起こしていることは注目すべき事実でしょう。女性はもちろん、男性にも読んでほしい一冊です。

動画)
「リーン・イン」のその後――1歩踏み出した私たちのこれから

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Happyw編集部