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【意外!?】最強のスケジュール管理法は、「人のために時間を使う」こと

[ Work ]2015/03/20 06:59

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慌ただしい年度末。新年度を迎えるにあたって職場や仕事、学校の環境の変化を目の前に、いつも「時間がない!」と感じている方も多いのではないでしょうか。

そんな方にオススメしたいのが、2012年にサイコロジカルサイエンスに出た論文(1)。 この論文によると「人のために時間を使うことで時間に余裕が生まれる」というのです。

一見、矛盾しているようにも見えるこの研究結果。いったいどういうことなのでしょうか。

■人のために時間を使うことで、主観的な時間が引き延ばされる

研究では、被験者を以下の2グループに分け、主観的な時間の変化について調べました。

・5分間だけ、事務作業をしたグループ
・5分間だけ、恵まれない子どもたちに手紙を書いたグループ

すると、おもしろいことに、後者の「恵まれない子どもたちに手紙を書いたグループ」の方は、その1日を「今日は時間に余裕を持って過ごせた」と感じられたというのです。

ポイントは、少しでもいいから「他人のために時間を使う」こと。人の役に立ったという実感が自己効力感(「私はやればできる!」と思えること)を高め、その結果うまれる心の余裕が、主観的な時間を引き伸ばしてくれるそう。

■マルチタスクが引き起こす「忙しい」という錯覚

「いや、主観的な時間が伸びてもしょうがない。だって、自分に足りないのは物理的な時間なんです!」と思われる方もいるでしょう。

しかし、社会学者のジョン・ロビンソンによれば、昔と比べて現代人はこれまでにないくらいに暇な時間を持っているそう。忙しいと感じるのは錯覚に過ぎないのだそうです。

その理由は「仕事をしながらSNSを見る」ようなマルチタスクが急激に増えたこと。「ながら作業」で集中力が大きく落ちた結果、「時間が足りない!」という感覚につながっていくそうです。

あなたは「シングルタスク(一つのことに集中する)」を意識して心に余裕が生まれた、という経験をしたことはありませんか?シングルタスクで作業をすることで生産性が上がり、結果として時間的な余裕を感じる、ということなんですね。


■まとめ

そんなわけで、忙しさの感覚をなくすためのスケジュール管理には、以下の2つを心がけると有効です。

1.1日のどこかで、他人を助けるための時間を明確に予定に入れる(論文によれば15分でOK)
2.できるだけシングルタスクで作業を行うことを心がける
 例えば、PCやスマホの通知は切り、メッセージやメールなどのチェックは決まった時間に行うようにする。チェックの時間を明確に予定に入れるといいでしょう。

何かに追われているとついつい作業で精一杯になりがちですが、そんなときこそ、上記の2つを実行してみてください。きっと「時間が足りない!」という感覚が和らぎ、生産性が上がることでしょう。

Happy Tuesday. / drmotte

Licensed material used with permission by PaleolithicMan

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