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【注意!】科学的に見て、大きすぎる目標は逆に成功を遠ざける危険が

[ Work ]2015/02/03 16:11

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「成功したいなら大きな目標を設定しよう」と聞いたことはありませんか?あるいは「イメージした以上にはなれないから大きな目標を設定しよう」と。

しかし、心理学者オーブリー・ダニエルズの実験では、チャレンジングな大きすぎる目標を設定をした場合、10%も達成できずにどんどんやる気がなくなって逆効果とのことです。これはどういうことでしょうか?

彼の著書「金と時間をムダにする13の仕事術」には「ムダに終わる目標設定」についての研究が取り上げられています。

業績が低い企業ほど大きな目標を立てたがる

たとえばデューク大学の2011年論文(1)。いろんな企業における目標と成功率の関係を調べた研究で、これによると業績の低い企業ほど大きな目標を掲げているケースが多かったそうです。逆に業績がいい企業ほど大きな目標は立てず、生産性の悪化につながるリスクをできるだけ避けて、現状維持を恐れない傾向が強かったそうです。

研究者いわく、

皮肉なことに、変革のリスクに耐える力がない企業ほど、大きな目標を立てる誘惑にかられがちだ。

とのこと。業績が悪い企業が一発逆転をねらって、身の丈にあわない目標を立ててしまうことはあり得る話です。

ハーバードビジネススクールも大きな目標を否定

同書に紹介されているハーバードビジネススクールのワーキングペーパー(2)でも

・大きすぎる目標は失敗のもと
・大きすぎる目標は利益を損なう!
・大きすぎる目標はモチベーションを破壊する!
・大きすぎる目標は人間を悪の道に走らせる!

などなど、かなり徹底的に大きすぎる目標を立てることを否定しています。

大きな目標だけでなく小さな目標も着実に

多くの自己啓発では「大きな目標を具体的に、明確に決める」ことを説いていますが、本書の結果とは真逆ですね。幸福学の観点では、長期的な目標と短期的な目標に関連がある人ほど人生満足度が高いという結果が出ています。もし大きな目標だけしか立てていない方は、この機会に小さな目標もぜひ考えてみませんか。

pic from flickr
Licensed material used with permission by:Paleothic Man
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Happyw編集部