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スマホ漬けだと人の気持ちに鈍感になる!?デジタル断食のすすめ

[ Work ]2015/10/08 06:00

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スマホやタブレット、テレビ、パソコン…
私たちの周りにはデジタル機器とそこからの情報があふれています。こういったデジタル機器は便利な一方で健康への悪影響も近年、問題視されています。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)から発表された論文(1)では、「デジタル機器は人間の共感能力を奪う」という実験結果が得られました。

これは12才の子どもたち51人を対象にした実験で、子どもたちをロス郊外のキャンプに連れだして、5日間だけ完全な「デジタル断食」を行いました。

スマホやパソコンはもちろん、ゲーム機、テレビもNG。子どもたちは、最初こそ嫌がったものの、ほとんどはデジタル抜きの生活にすぐ慣れました。

キャンプが終わった後、子どもたちに写真や動画を見せて、そこに写っている人たちの感情を推測するテストが行われました。すると、デジタル断食を行った子どもたちは、そうでない子どもたちにくらべて、表情から感情を読み取る能力が高くなっていたといいます。

具体的な数字を挙げると、デジタル断食を行った子どもたちは9.41%のエラー率だったのに対し、そうでない子どもたちは14.02%だったとのこと。この結果について研究者いわく、

多くの人はデジタル機器の良い面を強調しますが、その代償について触れることは多くありません。その代償のひとつが、他人の感情を理解する能力の減少です。直接的な対人関係をスクリーンで済ませてしまうと、コミュニケーションスキルは衰えるのです。


わたしたちは、言葉を使わずに感情を読み取る能力を、顔をつきあわせたコミュニケーションと同じようには、デジタル機器で育むことができません。直に顔を合わせたコミュニケーションを訓練しないと、社交技術は衰えていきます。


とのこと。人の気持ちを読み取る力を高めるには、やはりデジタルではなくアナログな、面と向かってのコミュニケーションが大切だということですね。デジタル機器とはほどよい距離感でつきあっていきたいものですが、なかなかうまくいかない方は思い切って数時間からでもデジタル断食をやってみてはいかがでしょうか。仕事でもデジタル断食はチーム全体のパフォーマンスに影響する可能性が高そうですね。


Licensed material used with permission by PaleolithicMan

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Happyw編集部