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家族が死んでからでは遅い。感謝の気持ちは言葉にして初めて伝わる

[ Column ]2015/07/04 06:00

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結婚式のラストシーンでよく行われるセレモニー、新婦から両親への手紙。

新婦:「お父さんお母さん、今まで育ててくれてありがとうございました」

想像するだけでも感動的なシーンですが、人によっては自分が当事者としてそこに立つことを想像し難い方もいるかもしれません。また、心からそう伝えられるか、自信が持てない方も居るかもしれません。

そこで是非考えていただきたいのです。あなたは、家族とどのような関係を築いてきましたか?

一生仲良しの家族も、そうでない家族もあって良い

家族は一瞬の付き合いではありません。何年も何十年も共に過ごす中、何が起きようとも、基本的には一生涯において家族は家族です。ですから、長期的に付き合う視点を持つことが大切です。

あなたが親だったら・・
たとえば多くの人が経験する反抗期、親は反抗期として一旦受け入れる必要があります。「今、この子は反抗期なのね」という意識を持ちながら、ほどよい距離感で見守ることが家族の役目だったりします。

そもそも違う人間同士がともに過ごしていて、ぶつかることがない方が珍しいこと。これはパートナーとの関係も同様ですね。ちょっとした感情や環境の変化で人の気持ちが左右されるように、家族の関係も時として変化しても良い。

こういったことを受け入れられるかどうかで、親としての子への接し方も、子としての親への接し方も変わるのではないでしょうか。

感謝の気持ちをお互い忘れずに

一生仲良い家族もあれば、仲が良かったり悪かったりする家族もあります。そもそも家庭内で問題を抱えている場合もありますが、ともに過ごせている限りは家族として成立しています。そのとき、親は親の立場で子を思うように、子は子の立場でしかできない親へ何かしらの「還元」をしています。

子どもは子ども特有の愛らしさで家族を癒し、笑顔を生む。時には親の生きがいにもなる。親は親にしかできない見返りを求めない愛情を子どもに注ぎ、育てる義務を果たす。

親がいて、子どもがいる。家族が成立しているのは当たり前ではありません。親と子それぞれが役目を果たしているからこそ成立しているのです。

また、一見親と子の間には、親が絶対的に上、という立場や権力の差があるように捉えられがちですが、筆者はそうは思いません。子どもには子どもの、果たすべき・果たしている義務や行動があるのです。

親も子も、お互いに感謝の気持ちを持つことを忘れてはいけません。

親がいなくなったとき後悔しないために

親に対して、素直に目を見て「ありがとう」と、恥ずかしがらずに言える人は全員ではないでしょう。

ただ、親と子の関係で言えることは、両者に残された「限られた時間」に差が確実にあるということです。どちらかがこの世に存在しなくなってしまってから、伝えておけばよかったと後悔しても遅いのです。

結婚式での手紙のように、節目のイベントや、旅行の非日常さなどを利用してみてはいかがでしょうか。
感謝を伝えることは偽善でもなく、自己満足でもありません。伝えることを恥ずかしがらず、時にイベントなどをきっかけにしてもいいでしょう。後悔することのないように、感謝の気持ちはいつか必ず伝えましょう。

参考記事:科学的に判明!幸福になれる4つの因子-前野隆司「幸せのメカニズム」
感謝を伝えることはあなたの幸福感を上げることにも繋がります。

(Photo by:Family by photon_de, on Flickr)

心のスイッチ、見つけよう -HAPPYW(ハッピーウー)-

Yoko Fujie