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仕事中の猫画像チェックがおすすめ!「ムダな時間が生産性を上げる」研究結果

[ Work ]2015/03/26 16:02

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「ムダな時間を過ごしてはいけない」――これは、日々忙しくしている人に取って当たり前の思想ではないでしょうか。しかし、ちょっと待ってください。実は最近、心理学の研究で「ムダな時間は生産性を上げる」という結果が出てきているんです。

■注意散漫な方が良い?

例えば、メルボルン大学の「仕事の合間に積極的にネットを見なさい!」という論文(1)。仕事の合間にちょこちょこと、YouTubeなどでかわいい猫の動画でも見たほうが、生産性が9%もアップするんだそう。

また、カリフォルニア大も「注意が散漫なほうがクリエイティビティは上がる」という論文(2)を出しています。まず被験者たちを3つのグループにわけて、以下のパターンで時間をつぶしてもらったそうです。

1.注意力を使う作業をする(電話番号をおぼえて書き写したりとか)
2.注意力を使わない単純な作業をする(ひたすら封筒をのり付けしたりとか)
3.何もせずにただボーッとする

12分後、被験者たちにクリエイティブテスト(「レンガの別の使い方を考えてください」のようなクリエイティビティを発揮して考えるテスト)を受けたもらったところ、2番の単純作業グループがもっとも良い成績を残しました。

同大学の研究者によると、

この実験で驚くべきことは、単純作業を行ったグループのほうが、何もしなかったグループより成績が良かったことだ。その理由はハッキリとしていないが、おそらく単純作業をする方が、ダラダラとした長い思考を続けずに済むからだろう。

とのこと。単純な作業をはさむことで注意が分断されて、型どおりの考え方になるのを防ぐ、というわけですね。

■単純作業中も無意識で脳は情報を処理している

この現象については、カーネギーメロン大も面白い実験をしています。

同大学は意思決定をする際の脳の活動をfMRIで調べました(3)。すると、人の脳は単純作業をしている間も、無意識に情報を処理する能力が動いていることがわかったのです。

ざっくり言えば、企画書を作る作業をしたあとに、息抜きでYouTubeのネコ動画を見ている間も、脳は勝手に企画書の続きを考えてくれてる、といった感じですね。

■ベストな息抜きは「かけ離れたこと」をする

じゃあ、どんな息抜きがベストなのでしょうか。これに関して、研究者の意見は明快です。

無意識に脳に処理してもらいたい作業から、できるだけかけ離れた内容の息抜きを選ぶのがよい。数学の問題を解きたければ、テニスのようにまったく違う息抜きをすべき。パズルなんかを選んではいけない。


すなわち、アイディアを生み出したい時や解決したい問題があるとき、それから一旦離れれば離れるほど、脳が勝手に働いてくれるようになるのです。

ということで、もし何かに行き詰まったら、「かけ離れた内容の息抜き」を念頭に置いて、積極的にムダな時間を過ごしていくことをオススメします。忙しくて忙しくて大変な方は特にお試しください。

もし仕事中にこの記事を読んでいるなら、あなたの生産性もきっと上がっていることでしょう。明日も是非、生産性を上げるためにHAPPYW(ハッピーウー)をお楽しみください!

Circe Surfs the Web, after John William Waterhouse / notionscapital

Licensed material used with permission by PaleolithicMan

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Happyw編集部